スマートシティ建設が企業業績に与える影響をAIが予測〔xenoBrain AI解析〕

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)をきっかけに、最先端のIT技術を駆使して効率的で環境にもやさしく、快適な暮らしを実現する「スマートシティ」が改めて注目されている。「5G」通信網が整備された次世代の都市では、感染症の拡大防止のためのデータ取得などを容易に行うことができるためだ。AI(人工知能)による経済の将来予測サービス「xenoBrain(ゼノブレイン)」で、スマートシティの実現が企業業績に与える影響を分析した。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)をきっかけに、最先端のIT技術を駆使して効率的で環境にもやさしく、快適な暮らしを実現する「スマートシティ」が改めて注目されている。「5G」通信網が整備された次世代の都市では、感染症の拡大防止のためのデータ取得などを容易に行うことができるためだ。AI(人工知能)による経済の将来予測サービス「xenoBrain(ゼノブレイン)」で、スマートシティの実現が企業業績に与える影響を分析した。

人類が歩んできた狩猟、農耕、工業、情報社会に続く「Society 5.0」時代の都市像とされるスマートシティ。海外でも実証的な取り組みが進むが、日本でもトヨタ自動車がNTTと組み静岡県裾野市にスマートシティを建設する計画や全国の自治体によるさまざまな構想が動きだしている。大容量のデータを高速でやりとりきる5G通信、自動運転・コネクテッドカー、自動配送、IoT(モノのインターネット)でつながる家電や住宅設備―スマートシティの実現には、ITやAI、ビッグデータ、再生可能エネルギーなどの技術が総動員される。

ゼノブレインで「スマートシティ実現」をキーワードに分析すると、新技術に関連する企業に恩恵が及ぶ一方、伝統的な事業に携わる企業にとっては逆風になるとの結果になった。全体で1700社を超える企業の業績に影響を与え、増収・増益の予測が7割弱を占め、減収・減益は3割強だった。
プラスのシナリオでは、5Gや電線、DRAMなどIT都市の基盤を作るためのさまざまな素材や部品の需要が増加するとの想定が示された。電気自動車や事務処理を省力化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)、再生可能エネルギー、ドローン、顔認証技術などのニーズが高まるとのシナリオもあった。

一方、マイナスの影響があると予測されたケースを見ると、テレワーク拡大に伴うオフィスや事務機器、業務のアウトソーシング需要の減少などのシナリオがピックアップされた。再生可能エネルギーの利用拡大で火力発電やその燃料となる石炭や石油、天然ガスの需要が減少するとの想定もあった。

スマートシティ実現で影響を受ける企業一覧
xenoBrainより一部抜粋

【2020年7月13日 時事通信社提供 】

《スマートシティ実現による増収の影響が大きい企業》
5820 三ツ星
5817 JMACS
2415 ヒューマンホールディングス
6862 ミナトホールディングス
6095 メドピア
6930 日本アンテナ
3782 ディー・ディー・エス
6875 メガチップス
6248 横田製作所


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【注】
※ 本記事は、AIがアルゴリズムにより解析した結果を表示しております。また、登場する企業の総合的なリスク要因を鑑みた評価ではなくあくまで特定のトピックから受ける影響を予測しております。
※ 本記事は、特定の有価証券や金融商品の売買を勧奨するものではありません。
※ 本記事は、時事通信社とゼノデータ・ラボの提携に基づき転載しておりますが、タイトル等一部表現を変更している箇所がございます。
※ 時事通信社との提携記事 〔xenoBrain AI解析 〕 シリーズは毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)に配信予定です。

経済統計をAIで日次予測、トレンドの変化点に着目〔xenoBrain AI解析〕

大量のニュースや決算情報をAI(人工知能)で解析し、上場企業の業績を予測するサービス「xenoBrain(ゼノブレイン)」に新たな機能が加わった。日銀の企業短期経済観測調査(短観)などの主要経済統計を日々推計する「xenoIndex(ゼノインデックス)」。月次や四半期ごとの統計を発表前の段階から毎日予測することで、トレンドの「変化点」をいち早く捉えることを目指して開発された。新型コロナウイルスの感染第2波も懸念される中、投資や経営の判断を行う際の材料になると位置づけられる機能だ。

大量のニュースや決算情報をAI(人工知能)で解析し、上場企業の業績を予測するサービス「xenoBrain(ゼノブレイン)」に新たな機能が加わった。日銀の企業短期経済観測調査(短観)などの主要経済統計を日々推計する「xenoIndex(ゼノインデックス)」。月次や四半期ごとの統計を発表前の段階から毎日予測することで、トレンドの「変化点」をいち早く捉えることを目指して開発された。新型コロナウイルスの感染第2波も懸念される中、投資や経営の判断を行う際の材料になると位置づけられる機能だ。

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日次予測の仕組みを簡単に紹介すると、ゼノブレインで利用しているAI解析技術を使い、1日分のニュースを「設備投資」や「建設需給」などの細かい要素に分解し、それがプラス・マイナスのいずれの方向にどの程度影響するかという「経済状況ベクトル」を導き出すのがポイント。その上で各要素の結果を総合して日銀短観などの日々の予測値を算出している。当初は日銀短観(大企業・製造業、先行き業況判断DI)のほか、内閣府の「景気ウォッチャー調査」(現状判断DI、季節調整値)など6指標が対象だ。

四半期ごとに発表される日銀短観を例にゼノインデックスの予測を見てみよう。4月1日に発表された3月短観では、新型コロナの感染拡大を懸念して、先行き業況判断DIが前回のゼロからマイナス11に大幅に悪化した。ゼノインデックスの日々の予測値は、2月1日時点がプラス2.5で、2月3日から急速に低下し、発表前日の3月31日にはマイナス0.6に下落。ゼノインデックスは分析対象とする経済統計の数値自体を予測するものではないため、予測値と実績値は乖離しているが、トレンドの変化は捉えていた。

さらに7月1日発表の6月短観。先行きDIはマイナス27と、3月短観から一段と悪化した。ゼノインデックスの予測値は4月に入ってもしばらく低下し、4月下旬から5月末にかけて横ばい状態、6月に入ると底を打って改善傾向を示している。この動きを「6月が底で今後は緩やかに回復する」と読み取ることもできるが、違った解釈も可能だろう。始まったばかりのサービスなので、今後の予測値と統計結果の推移を確認したい。

日銀短観のAI日時予測グラフ

【2020年7月6日 時事通信社提供 】

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GoToキャンペーンによる1200社の業績押し上げを予測〔xenoBrain AI解析〕

新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ観光需要回復のため政府が打ち出した「GoToキャンペーン」。AI(人工知能)による上場企業の業績影響予測は、1200社にプラスの影響となった

新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ観光需要回復のため政府が打ち出した「GoToキャンペーン」。巨額の委託費問題で開始時期は8月にずれ込む見込みだが、キャンペーンの隙間を埋めるように全国の自治体の間で旅行券の配布など独自の対策を実施する動きが広がっている。AI(人工知能)による経済の将来予測サービス「xenoBrain(ゼノブレイン)」で旅行需要喚起策の影響を分析すると、増収や増益につながると想定された上場企業が約1200社に上った。

「GoToキャンペーン」は総額1兆7000億円の予算を投じて、観光や飲食、イベント分野を対象に割引券やクーポンの配布、商店街のイベント開催支援などを行うコロナ対策事業。3000億円を超える事務局委託費が問題となり、開始時期が7月下旬から8月上旬に先送りされた。ただ、長野県が県民1人1泊当たり5000円を割り引く事業を実施するなど多くの自治体が独自の対策を始めている。行動制限が緩和される中、今後は国内旅行の回復が期待される。

ゼノブレインで「GoToキャンペーン実施」をキーワードに、旅行振興策の効果を分析した結果、1200社を超える上場企業の業績を押し上げるとの予測が出た。増収の影響が大きいシナリオは「外食需要の増加」で、和食やレストラン、焼き肉、寿司など飲食チェーンを展開する企業など300社以上がピックアップされた。

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このほか、ホテル、国内旅行、観光、イベント、新幹線、コンサート・演劇などの需要が高まると予測。旅行予約サイトやクレジットカードの利用も伸びるとの想定を示した。「国内旅行需要増加→化粧品需要増加」のシナリオもあり、テレワークや巣ごもりで落ち込んだ化粧品の製造・販売に関係する企業にも恩恵があると分析した。

業績に影響ありと判断された企業の総数は1300社を超えるが、9割超がプラスの予測。数少ないマイナス・シナリオの典型的なケースは「外食需要増加→総菜需要減少」だった。外食する人が増えると自宅での飲食が減ると予想され、スーパーやコンビニ、百貨店、食品メーカーなどの減収につながると指摘された。また、外食需要の増加で豚肉や砂糖、野菜の需要が高まり、これらの食材価格が上昇するとの連想から、製パン、食品メーカーなどの減益要因になるとの指摘もあった。

Go Toキャンペーンにより業績にプラスの影響を受ける企業のツリー図
xenoBrainより一部抜粋

【2020年6月29日 時事通信社提供 】

《GoToキャンペーンによる増収の影響がHighの企業》
9279 ギフト
3091 ブロンコビリー
2798 ワイズテーブルコーポレーション
3065 ライフフーズ
7611 ハイディ日高
7421 カッパ・クリエイト
6547 グリーンズ
6030 アドベンチャー
3197 すかいらーくホールディングス
3271 THEグローバル社
9723 京都ホテル
9021 西日本旅客鉄道
9020 東日本旅客鉄道
他多数


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コロナで加速するペーパーレス化、企業業績の悪化要因と予測〔xenoBrain AI解析〕

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、日本企業の間で一気に導入が進んだテレワーク。ペーパーレス化進行でマイナスの影響を受ける日本企業を予測

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、日本企業の間で一気に導入が進んだテレワーク。しかしながら、印刷した契約書や請求書、書類を基本とする制度や慣行により、文書に押印するためだけに出社するケースが続出した。こうした状況を受けて政府は、押印や書面提出による手続きや業務形態を改め、ペーパーレス化やデジタル化を一段と進める方針を示す。書類や印鑑が電子化されると企業経営にはどのような影響があるのか。AI(人工知能)による経済の予測サービス「xenoBrain(ゼノブレイン)」で「ペーパーレス化」をキーワードに分析すると、意外にも業績悪化につながると指摘された企業が多数を占めた。

産業界ではITを活用して業務を改革するデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みが活発になっている。ペーパーレス化が進めば、テレワークにメリットがあるだけでなく、オフィス内で職員の固定席を設けない「フリーアドレス」が導入しやすくなるほか、膨大な書類の保管スペースも不要になるなどDX推進の基盤整備につながる。いいことずくめのようだが、AIの予測では企業の業績悪化要因になるとのシナリオが数多く指摘された。

マイナスのシナリオを見ると、文書保管庫需要減少で倉庫会社が、プリンターや複合機需要が落ち込むことでOA機器メーカーや関連部品メーカーがそれぞれ減収になるとの予測が示された。また、AIは世の中でペーパーレス化が進むと、新聞や雑誌のデジタル化も加速すると判断したもようで、新聞や雑誌のための「紙」の需要が落ち込むとともに、インクや印刷機械といった関連企業の業績にもマイナスに作用すると分析した。

一方、プラスのシナリオは、「雑誌需要減少 → 古紙需要減少」により古紙の価格下落を予測し、これによりコスト低下のメリットを受ける段ボール製造企業の増益要因になるという指摘だけだった。ペーパーレス化により、資料を見るためのタブレット端末や電子化した文書を保管するクラウドやサーバー需要の拡大などメリットを受ける分野も少なくないと思われるが、今回の分析でこうした指摘はなかった。ただ、ゼノブレインには「電子署名需要増加」のシナリオでの分析もあり、こちらのシミュレーションでは業績拡大につながる企業もピックアップされている。

「日本ペーパーレス化進行」による影響。xenoBrainより一部抜粋
「日本電子署名需要増加」による影響。
「日本電子署名需要増加」による影響。xenoBrainより一部抜粋

【2020年6月22日 時事通信社提供 】

《日本ペーパーレス化進行で減収が見込まれる企業(影響度Mid以上)》
9322 川西倉庫
9313 丸八倉庫
3877 中越パルプ工業
3880 大王製紙
6839 船井電機


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新型コロナウイルス影響予測レポート「完全版」を無料公開〔xenoBrain AI解析〕

新型コロナウイルスの感染拡大が企業業績に与える影響についての解析結果をまとめた2本のレポートを無料公開。これまでに公表したレポートをアップデートした「完全版」に加え、アフターコロナ時代の「ニューノーマル」(新たな日常)が産業界にもたらすプラス・マイナス両面の影響など注目すべきシナリオを紹介したレポートを新たに作成した。

AI(人工知能)による経済の将来予測サービスを手掛けるフィンテック企業、ゼノデータ・ラボは、新型コロナウイルスの感染拡大が企業業績に与える影響についての解析結果をまとめた2本のレポートを無料公開した。これまでに公表したレポートをアップデートした「完全版」に加え、アフターコロナ時代の「ニューノーマル」(新たな日常)が産業界にもたらすプラス・マイナス両面の影響など注目すべきシナリオを紹介したレポートを新たに作成した。

新型コロナのパンデミック(世界的流行)は、中南米など一部の国では今なお厳しい状態だが、最悪期を脱した欧米や中国、日本などでは外出制限の緩和など経済活動再開の動きが始まった。アフターコロナ時代の働き方や生活様式の変化を受け、テレワークや電子商取引(EC)などに関連する企業は需要拡大による恩恵を受けるとの期待が高まっている。一方で、1930年代の世界大恐慌以来の経済減速で経営破綻する企業が相次ぎ、感染拡大の「第2波」も懸念される。世界の株式市場は不安定な動きを示しており、企業の経営環境には不透明な要素が少なくない。

膨大なニュースや決算情報をAIで解析し、企業業績への影響を予測するサービス「ゼノブレイン」を提供するゼノデータ・ラボは、企業のリスク管理を支援するため、新型コロナ危機が深刻化した3月以降、AI予測の結果をまとめたレポートを3回にわたって公開。業績への影響度が大きいと判定された企業のランキングや業界別の影響度などを紹介してきた。

第4弾となる今回は4月中旬に公開した前回のレポートを更新し、最近までのニュースや決算情報を反映させた。さらに、シナリオ別のレポートを新たに作成。「アフターコロナ」や「東京オリンピック開催延期」「巣ごもり消費増加」といった今後の経営戦略立案やリスク管理にとって重要なテーマになると想定される50のシナリオを採り上げ、企業業績への影響予測などの分析結果を紹介している。

新型コロナウイルスの影響を受ける業界のランキング
レポート抜粋①業界別影響ランキング
新型コロナウイルスが自動車業界に及ぼす影響
レポート抜粋②業界サプライチェーン分析
新型コロナウイルスによる自動車部品業界のサプライチェーン影響分析
レポート抜粋③業界影響シナリオ

 

【2020年6月15日 時事通信社提供 】

《アフターコロナで増益の影響を受ける企業ランキング(レポートより抜粋)》
1、ZOA(総合スコア144.1)
2、ケイヒン(総合スコア135.4)
3、ピーバンドットコム(総合スコア134.4)
4、ピーシーデポコーポレーション(総合スコア130.2)
5、アプライド(総合スコア129.3)
6、ブイキューブ(総合スコア120.2)
7、共同印刷(総合スコア109.6)
8、ザインエレクトロニクス(総合スコア105.7)
9、コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス(総合スコア104)
10、アクシアルリテイリング(総合スコア101.2)


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トランプ大統領が選挙に負けると、日本企業にとってはプラス影響?〔xenoBrain AI解析〕

11月3日に予定される米国の大統領選挙まで5カ月をきった。再選を目指す共和党の現職、トランプ大統領に民主党のバイデン元副大統領が挑む構図になる見込み。最近

11月3日に予定される米国の大統領選挙まで5カ月をきった。再選を目指す共和党の現職、トランプ大統領に民主党のバイデン元副大統領が挑む構図になる見込み。最近の報道では、バイデン氏が優勢と伝えられる。仮にトランプ氏が敗北した場合、日本企業に影響はあるのか。AI(人工知能)による経済予測サービス「xenoBrain(ゼノブレイン)」で分析すると、売上高や利益面でプラスの影響が及ぶ企業がかなり多いとの結果が出た。

 米国の有力紙ワシントン・ポストが5月31日に公表した世論調査によると、国民の53%がバイデン氏支持を表明する一方、トランプ氏支持は43%にとどまった。現時点で大統領選の情勢を判断するには時期尚早だが、バイデン氏がこのまま優勢を維持し、トランプ氏が敗れると、政策が大きく変わる可能性がある。日本企業の経営環境にはどのような影響が及ぶのか。

ゼノブレインが示したシナリオには、米中貿易摩擦縮小、TPP導入、学生ローン負担減少、オバマケア継続、再生可能エネルギー需要増加、米国への移民増加、中国の通信機器大手・ファーウェイへの制裁解除、イラン制裁解除、公共投資減少などが並ぶ。トランプ大統領が強力に進めた政策の多くが反転するとの想定だ。同時にバイデン氏が副大統領を務めたオバマ政権時代の施策が復活するという予想でもある。

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 日本企業への影響としては、ファーウェイへの制裁解除で電子部品メーカーなどの業績押し上げ要因になると予測。「学生ローン負担減少 → 自動車需要増加」の推測から自動車メーカーにもメリットがあると指摘した。一方マイナスの影響はイラン制裁解除に関して「中東地政学リスク低下 → 原油価格下落」のシナリオから石油元売りメーカーの減益要因になる可能性などを示した。全体としては、影響を受けるとされた企業約850社のうち9割弱がプラスだった。

バイデン氏が大統領に就任したとしても、オバマ政権時代の政策をそのまま復活させるとは限らない。また、中国への姿勢を一気に融和へと転換するのかどうか、ニューヨーク市場の株価がどう反応するかも気になるところ。ただ、企業のリスク管理上、民主党政権が誕生した場合に備えておく必要がある。AIが提示した想定も参考材料になりそうだ。

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xenoBrainから一部抜粋

【2020年6月8日 時事通信社提供 】

《米国トランプ大統領選敗北で増収が見込まれる企業》
6973協栄産業
4224ロンシール工業
4587ペプチドリーム
4912ライオン
7270SUBARU
7201日産自動車
6976太陽誘電
6981村田製作所
4502武田薬品工業
その他


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緊急事態宣言全面解除、「コロナ後」の企業への影響は?〔xenoBrain AI解析〕

政府は5月25日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための緊急事態宣言を全面的に解除した。厳しいロックダウン(都市封鎖)が実施されていた海外でも、米国の全50州で制限緩和が始まるなど多くの国で社会・経済活動の再開に向けた動きが進む。

政府は5月25日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための緊急事態宣言を全面的に解除した。厳しいロックダウン(都市封鎖)が実施されていた海外でも、米国の全50州で制限緩和が始まるなど多くの国で社会・経済活動の再開に向けた動きが進む。とはいえ、再び感染が拡大する「第2波」も懸念される中、人々の日常生活や企業活動は以前の状態に戻るのではなく、「ニューノーマル(新常態)」に転換するとみられている。AI(人工知能)を活用した経済予測サービス「xenoBrain(ゼノブレイン)」で、「アフターコロナ」「コロナ後」をキーワードに、企業業績に与える影響を探ってみた。

  新型コロナの感染拡大が深刻化したことを受け、世界保健機関(WHO)は3月11日、パンデミック(世界的流行)を宣言。日本政府は4月7日に東京など7都府県を対象に緊急事態宣言を発令、同16日には対象を全国に拡大した。外出自粛で人と人との接触を8割削減し、商業・遊興施設や飲食店などの臨時休業や営業時間短縮により感染爆発を押さえ込む措置が実施された。

 一連の対策の効果で中国や欧米、日本などでは、感染者数の増加がピークアウトし、制限緩和につながった。緊急事態宣言の全面解除について記者会見した安倍晋三首相は「新しいやり方で、日常の社会・経済活動を取り戻す」と述べ、引き続き、密閉、密集、密接の「3密」回避などを継続するよう呼びかけた。経済活動の再開は感染防止に配慮しながら段階的に進められる。

 「アフターコロナ」時代の新たな社会・経済の行動様式は企業の経営環境にどのような変化をもたらすのか。ゼノブレインの解析では約2800社の上場企業の業績に影響が及ぶ可能性を指摘した。プラスの影響があると判断された企業が3分の2、マイナスが3分の1と、売上高や利益の増加につながるところが多数を占める。

 プラスのケースを見ると、感染防止のために必要な業務用空調機器やマスク、消毒液の需要が拡大するとのシナリオや外出自粛による「巣ごもり消費」に関連する内食、デリバリーサービス、動画配信、ネット通販などの電子商取引(EC)のニーズも高まるというシナリオが示された。恩恵を受ける企業は多岐にわたる。

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 また、新型コロナをきっかけに、企業の間では自宅で仕事をするテレワークが一気に広がった。AIはこうした働き方の変化は今後も続くと判断したとみえ、テレワークの需要拡大を想定し、関連するIT企業などの収益拡大要因になると予測。eラーニングやeスポーツ、オンライン診療、キャッシュレス決済などの市場拡大もピックアップした。

 さらに「アフターコロナ → 外国人労働者人数減少」のシナリオも示し、人材派遣会社やデータ入力などの業務を自動で行うロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)を手掛ける企業の増収要因になると分析した。入国制限により外国人労働者の来日が困難になるとの推測から、こうした予測を導いたとみられる。

 一方、企業にマイナスの影響が及ぶ可能性があるケースとしては、テレワークの普及に伴う「オフィス需要の減少」をピックアップした。実際、企業の間ではオフィスの面積縮小や都心から郊外への移転を検討する動きも見られる。こうした推測からゼノブレインは不動産会社の減収につながる可能性を指摘。またテレワークが定着することで、化粧品やスーツ、鉄道の需要が低下し、関連する企業の減収要因になるとの予測を示した。

 このほか、企業業績を悪化させるシナリオでは、マイナス金利の継続による銀行など金融機関への打撃を指摘。今後も外食を控える動きや大規模イベントの自粛が続くとの想定も提示した。自宅でパンを焼くホームベーカリーの需要が伸びる結果、製パン企業にはマイナスの影響が及ぶとのシナリオもあった。

 アフターコロナ時代の新たな行動様式がどのようなものになるかは現時点で明確に見通すことはできず、企業にとっては事業環境に不確定要素が増える。AIの予測も参考にして今後の経営計画などを再確認する必要がありそうだ。

aftercorona_xenobrain
xenoBrainから一部抜粋

【2020年6月1日 時事通信社提供 】

《アフターコロナで業績への影響が大きい企業》
8818 京阪神ビルディング
9969 ショクブン
3137 ファンデリー
2212 山崎製パン
3840 パス
その他 


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健康増進法施行により飲食店は全面禁煙化。企業業績への影響は? 〔xenoBrain AI解析〕

今年4月1日から飲食店などを原則禁煙とする改正健康増進法が全面的に施行された。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため臨時休業や営業時間を短縮する飲食店が相次ぐ中、

今年4月1日から飲食店などを原則禁煙とする改正健康増進法が全面的に施行された。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため臨時休業や営業時間を短縮する飲食店が相次ぐ中、さらなる客離れにつながる可能性もある。企業にはどのような影響が及ぶのか。AI(人工知能)を活用して経済の将来を予測するサービス「xenoBrain(ゼノブレイン)」で分析したところ、業績にプラスの影響があると指摘された企業は皆無だった。

 改正健康増進法は2018年7月に成立し、段階的に施行されてきた。これまでは学校や病院などの敷地内が原則禁煙だったが、今回の全面施行で一部の例外を除き居酒屋や映画館、パチンコ店、企業のオフィスなど多くの人が利用する施設の屋内は禁煙が義務づけられた。

 ゼノブレインは、マイナスの影響がある企業として、たばこメーカーをピックアップした。ただし、影響度の大きさを示すスコア(最大値100)は「11.3」と「MID(影響度中)」の判定だった。日本たばこ産業の調査によると、日本人の喫煙率のピークは1966年の49.4%(うち男性83.7%)で、その後は低下が続き、2018年は17.9%(同27.8%)にまで激減。このためAIは、国内での禁煙推進による影響は限定的なものにとどまると判断したようだ。

 たばこメーカー以外では、「たばこ需要減少 → 自動販売機需要減少」や「たばこ需要減少 → がん患者数減少」のシナリオから、自販機やがん治療に関連する薬剤の需要減少を指摘し、これらの事業を手掛ける企業の減収要因になるとの予測を示した。影響度はいずれも10.0未満の「LOW(影響度小)」だった。

 一方、外食産業に対するマイナスの影響も考えられるが、そうした指摘はなかった。また、分煙設備などの需要増加によってプラスの影響を受ける企業が存在する可能性もあるが、売上高や利益の拡大につながるシナリオは示されなかった。既に店内での禁煙や分煙を導入する飲食店が増えているため、改正法施行の影響は小さいと推測したとみられる。

日本の健康増進法が施行された際の企業業績への影響
xenoBrainより一部抜粋

【2020年5月18日 時事通信社提供 】

《日本健康増進法施行による影響が中程度の企業》
・2914 日本たばこ産業
・2479 コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス


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コロナ対策でオンライン初診解禁、恩恵を受ける企業を予測〔xenoBrain AI解析〕

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、政府はパソコンやタブレット端末、スマートフォンを使って医師の診察を受ける「オンライン診療」について、受診歴のない患者を含めた初診も対象にする規制緩和を実施した。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、政府はパソコンやタブレット端末、スマートフォンを使って医師の診察を受ける「オンライン診療」について、受診歴のない患者を含めた初診も対象にする規制緩和を実施した。新型コロナのパンデミック(世界的な大流行)の影響で飲食、観光、宿泊業など多くの企業が業績に大打撃を受けているが、オンライン診療は巣ごもり消費やテレワーク、医療分野とともに売上高や利益の拡大につながるテーマとして、証券市場でも注目を集めている。AI(人工知能)による経済予測サービス「xenoBrain(ゼノブレイン)」で、業績への影響が予想される企業を分析した。

 オンライン診療はこれまでも可能だったが、3カ月以上対面での診療を行った患者が対象で、ほとんど活用されていなかった。しかし今回、新型コロナの流行が広がる中、院内感染を防ぐため初診の患者にも解禁された。事態が収束するまでの期間限定の措置だが、株式市場では規制が緩和された4月中旬以降、遠隔診療システムや電子カルテなどを手掛ける企業が人気化している。

 ゼノブレインでオンライン初診解禁のニュースを解析すると、プラスの影響が大きいと予測されたのは遠隔診療システムやビデオ通話を手掛ける企業だった。株式市場での注目企業を網羅的にピックアップしたわけではないが、いわゆる「オンライン診療関連株」の多くを指摘した。

 このほか、タブレット端末やクレジットカードの需要増加のシナリオも提示し、カード会社や通信、IT機器販売会社の業績にプラスに作用すると予測。オンライン診療では薬の処方も行えることを踏まえ、医薬品輸送需要の高まりから運送事業を手掛ける企業の売上高増加の想定も示した。

 オンライン診療の需要拡大が直接的な要因となって業績悪化につながると分析された企業はなかったが、「オンライン診療需要増加 → タブレット端末需要増加 → 電子書籍関連サービス需要増加」という推測の結果、雑誌の需要が減少するとして書店やコンビニなどにはマイナス要因になるとのシナリオを示した。

xenoBrainより一部抜粋

【2020年5月11日 時事通信社提供 】

《日本オンライン診療需要増加による影響が大きい企業》
・8086 ニプロ
・3681 ブイキューブ
・7047 ポート


【注】
※ 本記事は、AIがアルゴリズムにより解析した結果を表示しております。また、登場する企業の総合的なリスク要因を鑑みた評価ではなくあくまで特定のトピックから受ける影響を予測しております。
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新型コロナの影響予測、業界別レポートを無料公開〔xenoBrain AI解析〕

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)が世界経済に深刻な打撃を与えている問題は、中国や欧米でピークアウトの兆しが出てきたものの、今なお予断を許さない状況が続く。各

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)が世界経済に深刻な打撃を与えている問題は、中国や欧米でピークアウトの兆しが出てきたものの、今なお予断を許さない状況が続く。各国が実施したロックダウン(都市閉鎖)によりヒト、モノ、カネの流れが一気に停滞し、非常に多くの企業で業績が悪化する一方、製薬業界をはじめ恩恵を受けるところも出ている。AI(人工知能)を駆使して企業業績の将来予測を手掛けるフィンテック企業、ゼノデータ・ラボは、新型コロナの感染拡大が国内上場企業の今後の売上高や利益にどのような影響を及ぼすのかを業界別にまとめたAI予測レポートを無料公開した。

◇IMF、世界大恐慌以来の景気後退を予測
 新型コロナについて、国際通貨基金(IMF)は4月14日、2020年の世界経済の成長率がマイナス3.0%に落ち込むとの見通しを公表した。これはリーマン・ショックで景気が低迷した2009年のマイナス0.1%を超え、1930年代の世界大恐慌以来最悪の景気後退に陥ることを示している。
 日本経済の悪化も深刻だ。政府は4月7日、新型コロナの感染爆発を防ぐため、東京、大阪、福岡など7都府県を対象に「緊急事態宣言」を発令、その後対象を全国に拡大した。東京都などは外出自粛に加え、遊興施設・商業施設などの一部に休業を要請しており、当面は飲食や旅行、娯楽などの需要は大幅な落ち込みが避けられない。
 世界各国が事実上の国境閉鎖に踏み切る中、3月に日本を訪れた外国人は前年同期比93%の激減となった。航空や観光、宿泊などインバウンド関連の需要低迷は4月以降も回復の見込みが立たない。
 一連の経営環境悪化を受けて国内上場企業の業績悪化も顕著だ。帝国データバンクの集計によると、4月15日時点で業績予想の下方修正を発表した企業は217社に上り、減少した売上高の合計は1兆7000億円を超える。コロナ関連倒産は61件に達し、今後も増加する可能性がある。

 膨大なニュースと企業の決算情報をAIで解析し、社会で発生する現象が企業業績に与える影響を予測するサービス「xenoBrain(ゼノブレイン)」の分析でも、企業業績へのダメージの大きさが浮かぶ。ゼノデータ社は、新型コロナ問題を受けてこれまで2度にわたって、日本、米国、欧州などで感染が拡大した際に、日本企業の業績にどのような影響が及ぶのかをシミュレーションした結果や増益・減益の影響度が大きい企業ランキングなどを盛り込んだ予測レポートを公開してきた。
 第3弾となる今回のレポートでは、国内企業を63の業界に分類し、各業界ごとに新型コロナの感染拡大から想定されるシナリオや影響を受ける企業のランキングなどを紹介している。

◇63業界中35業界に大きなマイナスの影響
 レポートでは、自動車など経済規模の大きな業界をウエイト付けした場合と付けない場合の2パターンで分析を紹介している。経済規模を加味したケースでは、63業界中47業界は業績悪化につながるとの予測になり、このうち35業界はネガティブインパクトが大きいとの結果になった。
 マイナスの影響度が最も大きかったのは自動車業界で、次いで商社・卸売、エネルギーの各業界が続く。自動車はサプライチェーンの混乱に加え、従業員の出勤停止などもあり、工場の生産休止が相次いでいることが影響したようだ。自動車を含め製造業の生産ラインの稼働が落ちることで、電力や発電燃料の需要も減少する。この結果、商社やエネルギー関連業界にもマイナスの影響が働くと予測したとみられる。

 一方、プラスの影響度が大きいと判断されたのは、製薬、スーパー・コンビニ、食品・飲料など10業界だった。製薬は治療薬や新薬開発、新型コロナ迅速診断キット、消毒薬などの需要の高まりが業績拡大につながるとのシナリオが示された。スーパー・コンビニ、食品・飲料業界はテレワークの導入加速、外出自粛で自宅で過ごす人が増えることで「巣ごもり消費」が大きく伸びるとの推測が働いたもようだ。
 これから2020年3月期の決算発表シーズンを迎える。発表の延期や業績予想を「未定」とする企業が続出する中、AI予測レポートも参考にして今後の企業業績の動向を確認したい。

【2020年4月20日 時事通信社提供 】

ネガティブ影響をうける企業のランキング(新型コロナウイルス業界影響AI予測レポートから一部抜粋)
ポジティブ影響をうける企業のランキング(新型コロナウイルス業界影響AI予測レポートから一部抜粋)

【注】
※ 本記事は、AIがアルゴリズムにより解析した結果を表示しております。また、登場する企業の総合的なリスク要因を鑑みた評価ではなくあくまで特定のトピックから受ける影響を予測しております。
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